ZIPANG-8 TOKIO 2020 ~ 国土交通省・観光庁 ~ 【訪日外国人消費動向調査】 2023年暦年 全国調査結果(速報)の概要

令和6年1月1日午後4時10分頃発生した、
能登半島地震で被害を受けた皆さまに、心よりお見舞い申し上げます。(編集局)


              願 復活を…


能登人 海に生きる男たちの「あばれ祭り」             編集局イメージ


能登 祈り「あえのこと」                     編集局イメージ


奥能登 子供たちによる伝統製法「塩田」              編集局イメージ



~ 国土交通省・観光庁 ~ 【訪日外国人消費動向調査】

 2023年暦年 全国調査結果(速報)の概要についてご案内いたします。


~ 訪日外国人旅行消費額(速報)は5.3兆円と過去最高~


● 訪日外国人旅行消費額(速報)は5兆2,923億円(2019年比9.9%増)

● 訪日外国人(一般客)1人当たり旅行支出は21万2千円(2019年比33.8%増)


1.国籍・地域別の訪日外国人旅行消費額 【図表1】


★2023年の訪日外国人旅行消費額(速報)は2019年比9.9%増の5兆2,923億円と推計される。

★国籍・地域別では、台湾7,786億円(構成比14.7%)、中国7,599億円(同14.4%)、韓国7,444億円(同14.1%)、米国6,062億円(同11.5%)、香港4,795億円(同9.1%)の順で多く、これら上位5カ国・地域で全体の63.7%※を占める。

※小数点第2位以下を四捨五入しているため、5カ国・地域の合計値と一致しない。



• 本資料に掲載している2023年の数値は全て速報値であり、確報値にて改訂される可

能性がある。

• ロシアは、従来に比べて入国者数が少なく十分な回答数が確保できていないことから、

標準誤差率が大きいため、留意されたい。

• 「訪日外国人」には、観光・レジャー目的に加え、業務目的や親族・知人訪問目的など

で日本を訪れた外国人が含まれる。日本に居住している外国人は含まれない。


2.費目別にみる訪日外国人旅行消費額 【図表2・図表3】


★費目別に訪日外国人旅行消費額の構成比をみると、宿泊費が34.6%と最も多く、次いで買物代(26.4%)、飲食費(22.6%)の順で多い。

★2019年に比べ、宿泊費の構成比が増加し、買物代の構成比が減少した。



• クルーズ調査は2023年7-9月期から調査を再開したため、年間値は参考値である。

• 本資料中の「クルーズ客」は法務省の船舶観光上陸許可数に基づき観光庁推計、「一般客」はクルーズ客以外の訪日外国人。

• ロシアは、従来に比べて入国者数が少なく十分な回答数が確保できていないことから、標準誤差率が大きいため、留意されたい。

• 「訪日外国人」には、観光・レジャー目的に加え、業務目的や親族・知人訪問目的などで日本を訪れた外国人が含まれる。日本に居住している外国人は含まれない。

• 新型コロナウイルス感染症の影響により、 2023年のクルーズ調査は7-9月期および10-12月期のみ実施した。そのため、2023年1-3月期、4-6月期については、

2023年7-9月期と10-12月期の1人当たり旅行支出の平均値を用い、1人当たり旅行支出に各期のクルーズ客数を乗じて消費額を算出し、四半期の消費額を積み上げ、年間のクルーズ客の旅行消費額を算出した。


3.訪日外国人1人当たり旅行支出 【図表4】


訪日外国人(一般客)1人当たり旅行支出は21万2千円(2019年比33.8%増)と推計される。

国籍・地域別にみると、スペインが最も高く(34万2千円)、
次いでオーストラリア(34万1千円)、イタリア(33万6千円)の順で高い。



注)出典:日本政府観光局(JNTO)「訪日外客数」、法務省「出入国管理統計」船舶観光上陸許可数

• 本資料中の「クルーズ客」は法務省の船舶観光上陸許可数に基づき観光庁推計、「一般客」はクルーズ客以外の訪日外国人。

• クルーズ調査は2023年7-9月期から調査を再開したため、年間値は参考値である。

• ロシアは、従来に比べて入国者数が少なく十分な回答数が確保できていないことから、標準誤差率が大きいため、留意されたい。

• 「訪日外国人」には、観光・レジャー目的に加え、業務目的や親族・知人訪問目的などで日本を訪れた外国人が含まれる。日本に居住している外国人は含まれない。

• 新型コロナウイルス感染症の影響により、 2023年のクルーズ調査は7-9月期および10-12月期のみ実施した。そのため、2023年1-3月期、4-6月期については、

2023年7-9月期と10-12月期の1人当たり旅行支出の平均値を用い、1人当たり旅行支出に各期のクルーズ客数を乗じて消費額を算出し、四半期の消費額を積み上げ、年間のクルーズ客の旅行消費額を算出した。


4.費目別にみる訪日外国人1人当たり旅行支出 【図表5・6】


一般客1人当たり旅行支出を費目別にみると、宿泊費(7万3千円)が最も高く、次いで買物代(5万6千円)、飲食費(4万8千円)の順で高い。

宿泊費は欧米豪で高い傾向がみられ、中でも英国とイタリアが14万円超と高い。娯楽等サービス費は中国(2万3千円)とオーストラリア(2万2千円)が高く、買物代は中国(11万9千円)が突出して高い。



注)平均泊数は入国日と出国日から算出している。クルーズ客の泊数には入国後の船中泊が含まれる。

• 本資料中の「クルーズ客」は法務省の船舶観光上陸許可数に基づき観光庁推計、「一般客」はクルーズ客以外の訪日外国人。

• クルーズ調査は2023年7-9月期から調査を再開したため、年間値は参考値である。

• ロシアは、従来に比べて入国者数が少なく十分な回答数が確保できていないことから、標準誤差率が大きいため、留意されたい。

• 「訪日外国人」には、観光・レジャー目的に加え、業務目的や親族・知人訪問目的などで日本を訪れた外国人が含まれる。日本に居住している外国人は含まれない。 


5.年間の訪日旅行消費額推移 【図表7】



• 2017年までは空港を利用する旅客を中心に調査を行っていたが、短期滞在の傾向があるクルーズ客の急増を踏まえ、2018年からこうした旅客を対象とした調査も行い、調査結果に反映したため、2018年以降と2017年以前の数値との比較には留意が必要である。

• 新型コロナウイルス感染症の影響により、2020年4-6月期から2021年7-9月期は調査を中止し、2020年及び2021年年間値については、1四半期の結果を利用した試算を行った。このため、2019年以前の数値との比較には留意が必要である。

• 新型コロナウイルス感染症の影響により、2022年は1-3月期、4-6期、7-9月期を試算値として公表した。そのため、年間の値についても試算値であることに留意が必要である。

• クルーズ調査については、2023年は7-9月期から再開したため、年間消費額に含まれる「クルーズ客」の消費額は参考値である。



鎹八咫烏 記
石川県 いしかわ観光特使
伊勢「斎宮」明和町観光大使


協力(順不同・敬称略)

観光庁

紅山子(こうざんし)


※画像並びに図表等は著作権の問題から、ダウンロード等は必ず許可を必要と致します。



アーカイブ リンク記事をご覧ください。


北海道 知床岬へ続くバックカントリー。万全な装備とヒグマ対策が必要です。


埼玉県 川越祭り

川越まつりは、江戸「天下祭」の様式や風流を今に伝える貴重な都市型祭礼として370年の時代を超えて守り、川越独特の特色を加えながら発展してきました。
平成17年、「川越氷川祭の山車行事」として 国指定重要無形民俗文化財となりました。


鹿児島県 初冬の霧島神宮

閑寂な老杉の濃い緑に包まれた参道・境内を抜けると、格調高い朱塗りの社殿の荘厳かつ豪華絢爛な姿があらわれます。


編集後記

2019年1-3月期の日本人国内旅行消費額(速報)は、前年同期比やや減少という結果に終わっていますが、4-6月期は、史上空前の10日間の連休があり、1-3月期よりは日本人国内旅行消費額はアップすることが見込まれると思いますが、近年の休日の過ごし方について日本人の傾向を見ますと、かなり様変わりをしているようです。

これが成熟社会現象というのか…?休日となれば一家を上げて、ガツガツと家族サービスで平日よりも余計に疲労感を溜め込み、ぐったりとしながら月曜勤務に向かうお父さんの姿はごく典型的日本人の姿でした。

しかしそれが、今は日常重視で、近場で"ゆったり、のんびり"型の過ごし方が流行っているようです。…だとすれば、それがどれだけ数字に反映されるのか?

とにかく、一昔前は猫も杓子も憧れの海外渡航を目指したものですが、国際的に我が国と関係諸国との政治的、歴史的、経済的な諸事情が複雑に絡み合い、ストップがかかりつつあることは間違いないように思われます。これが一時的なものなのかどうかは2020年以降、そしてさらに2025年以降の地球の環境問題や世界の政治情勢、更には30年以内に起きるであろうと言われている東南海地震などを常に注視していなければ判断は難しいでしょうね〜。特に自然災害については、日本国の存在そのものを揺るがしかねないのでは…と、いまからびくびくものです。

少し先走り大げさなことを申し上げましたが、まず目の前にある課題 内需の活性化で「地方創生」や観光地の地域(周辺部も含め)を挙げての取り組みを、もっともっと異なる文化を持つ日本国内の姉妹都市(市・町・村)を増やし交流を図り、活用する。

例えば、「南国と雪国」、「海と山」、「都会と田舎」、「商業圏と農家」, etc.

お互いに他の地域の素晴らしい所をPRし合うようにしたらどうでしょうか⁉自己㏚以上に効果があると思うのですが・・・


(詳細は下記のURLよりご覧ください。)     


ZIPANG-3 TOKIO 2020 ~ 国土交通省・観光庁 ~  「旅行・観光消費動向調査 2019年1-3月期(速報) &  異なる文化を持つ日本国内の地方自治体同士の交流を図る!」
https://tokyo2020-3.themedia.jp/posts/6309917



日本で唯一の建築様式・吉備津造り「吉備津神社 」御社殿


吉備津神社 見事な回廊


国宝 吉備津神社

本殿の大きさは桁行き48尺3寸(約14.6m)、梁間58尺3寸6分(約17.7m)、棟高(土台下端から箱棟上端まで)39尺6寸(約12m)、建坪 78坪3強(約255m²)の大建築であり、京都の八坂神社につぐ大きさがあり、また出雲大社の約2倍以上の広さがある。


白漆喰で築いた亀腹の上に北面して立つ一重の神殿で、軸部の柱は径1尺6寸(約48cm)の円柱で高さ20尺(約6m)のアスナロウ(明日桧・檜葉)と云われる材を内外あ わせて68本使っている。入母屋の千鳥破風を前後に二つ並べ同じ高さの棟で結び桧皮で葺き、ひとつの大きな屋根にまとめた大胆極まる構造で、上から見ると 棟はカタカナの「エ」の字型になっている。建築学上では『比翼入母屋造』と云い、全国で唯一の様式であるので、単に『吉備津造り』とも云う。


東大寺再建に尽力した僧重源が大陸よりもたらした大仏様の『挿肘木』といわれる組物により、この本殿のきわめて深い軒や回縁を支柱もなしに一軒でつくり、実に美しく調和した建築美を生み出している。 


~持続可能な観光開発を通じた未来への貢献~

〇観光庁は、国連世界観光機関(UNWTO)と協力し、岡山市、三重県と共催で「持続可能な観光国際年」記念国際観光シンポジウムを、岡山市(10月15日~10月17日)、三重県鳥羽市(10月17日~10月19日)のそれぞれで開催します。両シンポジウムには、国内外の観光関係者含め、延べ約550名が参加予定である。


〇国連において、本年は「持続可能な観光国際年」と定められ、各国において観光の果たす役割やその重要性について理解を促進していくこととされている。これを踏まえ、今回の両シンポジウムでは、我が国及び世界各国の観光を取り巻く現状や先進事例について共有を図り、参加各国による観光政策の推進に結びつけていく計画である。


今回のシンポジウムは、開催都市の観光特性に合わせてテーマを選定し、同一週に二カ所の会場で開催します。あわせて、各地の特性を生かした会場(ユニークベニュー)でのレセプションやテーマに関連する市内視察を実施する。


(詳細は下記のURLよりご覧ください。)


ZIPANG TOKIO 2020「観光庁【持続可能な観光国際年】記念国際観光シンポジウムを岡山で開催」
https://tokyo2020-summer.themedia.jp/posts/3089795



※現在、2200件余の記事掲載、下記のサイトからご覧ください。


ZIPANG-7 TOKIO 2020 (VOL-7)
https://tokyo2020-7.themedia.jp/


ZIPANG-6 TOKIO 2020 (VOL-6)
https://tokyo2020-6.themedia.jp/


ZIPANG-5 TOKIO 2020 (VOL-5)
https://tokyo2020-5.themedia.jp/


ZIPANG-4 TOKIO 2020 (VOL-4)
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ZIPANG-3 TOKIO 2020 (VOL-3)
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ZIPANG-2 TOKIO 2020(VOL-2)
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ZIPANG TOKIO 2020 (VOL-1)
https://tokyo2020-summer.themedia.jp/


新サイトの記事をご覧いただけます。

ZIPANG-8 TOKIO 2020 (VOL-8)
https://tokyo2020-8.themedia.jp/


ZIPANG-8 TOKIO 2020

日本の精神文化と国土の美しさについて再発見その1. 全世界との情報の共有化その2. 偏り、格差のないローカリティの尊重!その3. 美しきものへの学び、尊敬、関心を高める教育と推進

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