令和6年1月1日午後4時10分頃発生した、
能登半島地震で被害を受けた皆さまに、心よりお見舞い申し上げます。(編集局)
業界必須の「Webデザイン認定資格」 受験申込受付を2月1日から開始
一般社団法人ファッション産業技術継承協会(FITI)は、産業技術を継承するうえで、デザインの力、さらに広報・宣伝する力が今後重要だと考え、FITIグラフィック研究所を内部組織として運営しています。
FITIグラフィック研究所は、多くのクリエイターを会員として組織し、研究発表をおこなっていますが、この度「Webデザイン認定資格」を新設いたしました。2024年2月1日より、受験申込受付を開始いたします。
Webデザイン認定資格
FITIの「繊維テキスタイル認定資格」や「デザイン基礎認定資格」は、繊維ファッション業界・広告業界を中心に多くの合格者を出しています。
今回の「Webデザイン認定資格」では、これからのWebデザイナー、あるいはその関連の職種の方々に向けて、「Webデザインスキル」はもちろん、「UI/UXのデザインスキル」「Webマーケティングスキル」「ディレクションスキル」などをしっかりと学ぶことができるテキスト、資格をつくりました。
■一般社団法人ファッション産業技術継承協会(FITI)について
一般社団法人ファッション産業技術継承協会(FITI)は、学校法人文化学園(文化ファッション大学院大学・文化学園大学・文化服装学院・雑誌「装苑」出版)で電子教材制作や資格運営に関わってきた増田 恵一代表理事がその経験を生かし、繊維・デザイン・広報関連の業界人、教育者とともに設立した団体です。
■団体概要
団体名 : FITIグラフィック研究所/
一般社団法人ファッション産業技術継承協会(FITI)
代表者 : 増田 恵一
所在地 : 東京都西東京市芝久保町4-15-58
設立 : 2019年3月28日
事業内容: 教材の制作/資格の運営/講座の開催/FITIグラフィック研究所の運営
補足
[Webデザイン認定資格とは]
FITIグラフィック研究所は、当初からWebや動画にも着目していました。Webや動画の世界であってもその中心には、必ずグラフィックデザインがあるということで、団体名を「FITIグラフィック研究所」とした経緯があります。
「Webデザイン認定資格3級」は、Webページの仕組みからはじまり、エンジニアとの連携、AI活用術までを含む基礎的な知識をつける、あるいは試す資格です。
「Webデザイン認定資格2級」は、Webサイトの設計、文字、配色などを考案していく、すなわちデザイナーとしての実践的な知識をつける、あるいは試す資格です。
「Webデザイン認定資格1級」は、広報担当者は必須であり、Webデザイナーでも必要とされるマーケティング、SEO、ライティングなどの知識をつける、あるいは試す資格です。
[ 3級・2級・1級受験方法 ]
オンラインでの受験となります。
ご覧になられているFITI のサイトよりお申し込み頂き(3級は、どなたでもお申し込み頂けます)、受験料をお振込み頂きます。
受験料は、3級・2級 3,500円(税別)、1級 5,900円(税別)となります。
2級は、3級合格者、1級は、2級合格者でなければ受験できません。
[申込後の流れ]
・入金確認後、ID 番号・パスワード発行(メールにて通知します)
⇩
・テキストで学ぶ(Amazonの電子書籍にて1,250円で発売中)
3級のテキストはこちら
https://www.amazon.co.jp/dp/B0CSBM2W6H
2級のテキストはこちら
https://www.amazon.co.jp/dp/B0CSBP5RYV
1級のテキストはこちら
https://www.amazon.co.jp/dp/B0CSBRKG8C
⇩
・全 50 問の修了試験(オンライン受験)に挑戦(合否を判定いたします)
[難易度]
・合格率は、3級70%、2級65%、1級50%
・3級、2級とも、資格試験50問中、45問以上正解で合格
[出題範囲]
・3級=Webページの仕組み、Webデザインとは、HTMLとは、CSSとは、Webサイトで使用する素材、エンジニアとの連携、AI活用術
・2級=Webサイトを設計する、レイアウト、文字、配色、Webサイトを公開する、UIとUX
・1級=デザインプロセス、Webマーケッターの流れ、ユーザー理解、SEO、ライティング、ランディングページ
鎹八咫烏 記
石川県 いしかわ観光特使
伊勢「斎宮」明和町観光大使
協力(敬称略)
紅山子(こうざんし)
※画像並びに図表等は著作権の問題から、ダウンロード等は必ず許可を必要と致します。
アーカイブ リンク記事ご覧ください。
日本のおもてなしの心を
そっと表す壁紙の隠し技「SHITSURAHI(室礼)」
”サンゲツ”が iF デザインアワード2021 初受賞の快挙 !
古今折衷「SHITSURAHI(室礼)」
SHITSURAHI(室礼)iF受賞に寄せて
元祖、和の美意識がiF受賞に繋がった日
日本は本来、地理的に言えばアジア極東の島国であり、古来、亜熱帯〜温帯〜亜寒帯にあって、何処も山々と四方海に囲まれ、水に恵まれた自然豊かな土地環境にある。こうした環境は、アジア全体でも珍しいことで、人々は長い歴史を通じて多くのことを学び、独特の暮らし方を身につけてきたのだ。
この度、この自然に寄り添い、共生することこそ本来の姿であることに目覚めたのである。
この解は敗戦国であった日本が、尊崇した勝者の西欧特に米国の哲学を追い付け、追い越せの姿勢を取り続けたことに様々な矛盾が現れたことにある。
例えば、インテリアという着眼点は西欧圏で生まれている。何故ならば日本が木の国に対して、あちらは石の国。家の内と外を厳密に対比させ、インテリア空間を人工物で装飾する。
日本は内と外の仕分けが縁側などを設け、仕切りも障子など和紙を用いて出来るだけ自然との関係を断たず曖昧模糊とした段階がある。そして、室内空間の仕切りは襖や衝立等を使う。
来客あれば卓子と座布団、茶の間は卓袱台を中央に設け、食事が終れば片付ける。故に普段はどの部屋も物を置かず、融通無碍の調度品による演出如何で、其れなりの様相に早変わり。
そんな状態から、いきなり 団塊の世代に生活様式が洋風化へ転換した。それがプライバシー尊重の2DKであった。当然、此処には親と一緒に住めず、子供も二人迄の家族像が目に見える。
つまり、この様な転換期を経てこの度のサンゲツ社のiF御受賞には、そろそろ70年間にも渡る苦労がどれ程のものであったか…?
これこそがポストコロナの意味だと考えたい。
日原 もとこ
東北芸術工科大学 名誉教授 / 風土・色彩文化研究所 主宰 /
日本デザイン学会名誉会員 / 日本インテリア学会名誉会員 /
金沢 つば甚 編集局イメージ
室礼「SHITSURAHI」は
日本の暮らしの最も美しい響きの言葉の一つである。
私は環境ディレクターとして、都市デザイン、港湾、ダム、橋梁、博覧会、家具、インテリア、車両、クラフト、色彩計画など様々なデザインに関わって来たが、基本となるテーマは「風土と伝統を活かして未来をつくる」、「美しい日本の色彩環境を創る」、「白黒グレー自然素材色」。
そして「トータルデザイン」を常に意識して取り組んで来たので、この度サンゲツがIFで受賞された「SHITSURAHI」は、まさに今日本が忘れている伝統を踏まえた未来的取り組みは賞賛に値し、大変嬉しく思う。
トータルデザインはサンゲツのデザインにも関わっておられた愛知県立芸術大学学長もなされた、日本の商業デザインの草分けの河野鷹思先生が常に唱えられておられた縁で、私も日本を代表するインテリア産業のサンゲツは注目していた。
当時から企業ポリシーを大切にしてきたその成果が今にも続いていることを喜び、今後もアフターコロナのデザインも世界的に共通のSDGsに沿った優れた製品づくりを期待している。
林 英光
愛知県立藝術大学名誉教授
環境ディレクター
東京藝術大学卒業
亀倉雄策氏「サンゲツ」のロゴデザイン
上記写真、照明のヤマギワの下にサンゲツのロゴマークが見える。現在はカラーでお色直し
因みに、当webサイトの『日の丸』は亀倉雄策氏のデザインによるものです。
2016年7月4日(月)〜10月1日(土)ニコンミュージアム企画展 「亀倉雄策と歩む」におけるカメラ・レンズのニコン、NTT、リクルート、トステム、照明のヤマギワ、壁紙・カーテン・カーペットなどトータルインテリア「サンゲツ」のロゴデザインを手掛けた亀倉雄策氏の企画展、亀倉氏の手掛けたポスターなど代表作約70点を展示した。
亀倉雄策氏との想い出
日本グラフィックデザイナー協会初代会長の亀倉雄策氏 Ⓒ鎹八咫烏
今頃になって想い返すのが昭和61年9月に、日本グラフィックデザイナー協会初代会長の亀倉雄策氏の「デザイン」についてのお話であります。当時はグラフィックデザインの全盛時代でした。亀倉氏を始め、伊藤憲治、河野鷹思、永井一正、福田繁雄etc……は超一流で、
私なんぞは未だ駆けだしの青二才。ビクビクもんでしたが…初めて氏のオフィスに伺った時のお聞きした内容の一部をご紹介致したく、暫しのお時間を賜れば有難く…m(_ _)m
亀倉雄策氏は今回ご紹介する株式会社サンゲツのロゴマークをデザインした日本におけるグラフィックデザインの先駆者である。
これほどデザインが世の中に浸透し、クローズアップされた時代がかってあっただろうか(昭和61年頃のことです。現在は当たり前のことで、むしろ無くてはならないもの)。ポスター、著書の表紙、広告、各種商品ブランドのCIマーク、包装デザイン、街中の看板、ウインドウディスプレイetc. ・・・
現代の私たちは、様々なグラフィックデザインと接して生きている。そして暮らしの基礎となる建築にも、グラフィックの世界は大きく深くかかわり始めている。
東京オリンピックのポスター、シンボルマークのデザイン、また、グッドデザインのロゴマークやNTTのCI革命は、私たち一般の生活者にも大きな意識改革をもたらした。
NTTロゴマーク
グッドデザインロゴマーク
亀倉雄策デザインによるロゴマーク NTT(上)、グッドデザイン(下)
🦇「NTTやグットデザインのロゴマーク、東京オリンピックのシンボルマークというように、我々一般にもかなり馴染みが深く、そういう意味ではグラフィックデザインが、ここ数年一般の生活者からもかなり注目されるようになってきたと思うのですが如何でしょうか?」
亀倉雄策氏「う~ん。その点では確かにずいぶん変わってきたとは言えますね。でも、デザインとは何かということになると、まだまだ一般の人はよくわかっていないんじゃないかな。デザインというのはそんなになまやさしいものじゃありませんからね。あえて言うならば、デザインは自分の生活の中のたえず身のまわりにあるもの、つまり人間の生活そのものということです。近代では全ての要素がそれぞれのデザイナーによって手掛けられたもので、デザインに取り囲まれて生きていると言っても過言ではありません。」
🦇「身近なところからデザインは始まっている、ということでしょうか」
亀倉雄策氏「そうです。そもそも民芸や工芸というのは、職人さんが生活の知恵※としていろいろな点を考慮して練り上げてきたものです。ほら、包丁にしても、まな板にしても、すごくきれいな格好をしているでしょう。それらは全部、誰かがデザインしたというものでもなくて、職人さん自身が「こうすると使い易い、この飾りはいらない、というように様々な目的に応じてつくり、それが結果的には今日まで美しさが残るデザインとなった・・・そういうものなんです。」
🦇「現代は(昭和61年)日本でも海外でもほとんどがマスプロダクションで、すべて機械を通してつくられ、コツコツと手でつくることは少ないですからね。」
亀倉雄策氏「ですから、デザイナーがキチっと計算して線を引き、その中にその人の美的感念や人生観みたいなものも含まれてくるわけです。私はまったくのグラフィックデザイナーで、毎日自分の手で線を引いてつくっていますから、どのようにデザインすればどういう形で人間の中に入り込めるかと、いろいろなことを考えます。そうして考えたものが『デザイン』でしょうね。」
あれから31年、当時の氏の言葉を反芻すると… 今、パンデミックの真っ只中にいる我々を見通すかの如く、未来に向けて地球人への叱咤激励のお言葉だったのか⁉と… 現状を考えれば考えるほど耳が痛い・・・(合掌)
(詳細は下記のURLよりご覧ください。)
ZIPANG-5 TOKIO 2020 ‘‘古今折衷” 伝統の技が日本のインテリアを甦らせる…壁紙「SHITSURAHI(室礼)」が世界で評価!
https://tokyo2020-5.themedia.jp/posts/17120332
※現在、2200件余の記事掲載、下記のサイトからご覧ください。
ZIPANG-7 TOKIO 2020 (VOL-7)
https://tokyo2020-7.themedia.jp/
ZIPANG-6 TOKIO 2020 (VOL-6)
https://tokyo2020-6.themedia.jp/
ZIPANG-5 TOKIO 2020 (VOL-5)
https://tokyo2020-5.themedia.jp/
ZIPANG-4 TOKIO 2020 (VOL-4)
https://tokyo2020-4.themedia.jp/
ZIPANG-3 TOKIO 2020 (VOL-3)
https://tokyo2020-3.themedia.jp/
ZIPANG-2 TOKIO 2020(VOL-2)
https://tokyo2020-2.themedia.jp/
ZIPANG TOKIO 2020 (VOL-1)
https://tokyo2020-summer.themedia.jp/
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