令和6年1月1日午後4時10分頃発生した、能登半島地震で被害を受けた
皆さまに、心よりお見舞い申し上げます。(編集局)
16種類の薄紙カラーチャートと大判サンプルをご提供
株式会社吉田印刷所(本社:新潟県五泉市、代表取締役社長:吉田 泰造)は透けるくらいの薄紙への印刷に特化した新しい印刷サンプル資料を販売開始いたしました。デザイナーの皆様が実際の印刷プロジェクトに役立てることができるよう、16種類の薄紙素材に印刷されたカラーチャートや、実物大の薄紙サンプルをセットにしてお届けします。
薄紙印刷サンプル資料
■資料の内容
吉田印刷所の薄紙印刷で対応しているさまざまな薄紙への印刷のカラーやサイズ感がわかりやすい資料になっています。
●薄紙印刷サンプル(A5サイズ):カラーチャート柄を含む多様な16種類の薄紙素材
●薄紙印刷サンプル(A4サイズ):カラフルな柄を印刷した6種類の薄紙素材
●薄紙最大サイズサンプル :実際の包装用途に合わせられる6種類の大判サンプル
●グラスパックサンプル :環境に優しい半透明の紙製平袋5サイズ
●案内パンフレット :薄紙印刷のスペック表や採用事例集
●特典クーポン :薄紙の「1100円プリント」で使える500円割引クーポン
■価格・購入方法
薄紙印刷サービス「スーパーライトプリント」のYahoo!ショッピング店で購入できます。
法人・団体・個人のどなたでも購入いただけます。インボイス対応の領収書発行も対応しています。
価格 : 500円(税込・送料込み)
発送 : お支払い確認から1~3営業日以内に出荷
■資料内容の詳細
【薄紙印刷サンプル(A5サイズ)】
カラーチャート柄印刷の薄紙16種類
カラーチャート
吉田印刷所で対応可能な薄紙にカラーチャート柄を印刷したサンプルです。
CMYKの単色だけではなく、掛け合わせのカラーを印刷しています。
11種の素材にグラシン、純白ロールの厚さパターン、色もの薄紙の色パターン合わせて16種のサンプルにカラーチャート柄を印刷しています。
薄紙の素材と合わせて、印刷した際の発色を確認することができます。
●グラシン紙 薄口28.5g/m2・厚口30.5g/m2(厚さ2パターン)
●tカラペ ホワイト 18.7g/m2
●新YPラップ 21.0g/m2
●5リーフN 30.0g/m2
●純白ロール 30.0g/m2・35.0g/m2(厚さ2パターン)
●薄葉紙 菊 14.0g/m2
●瑞穂レーヨン雲竜紙 #5311 30.0g/m2
●レーヨン紙ナガロン 20.0g/m2
●パレットカラー 20.0g/m2(PEラミ加工紙)
●LHW耐油紙 35.0g/m2
●色もの薄紙 30.0g/m2(白・浅黄・黄・桃の4色)
【薄紙印刷サンプル(A4サイズ)】
【薄紙印刷サンプル(A4サイズ)】
薄紙印刷サンプル
印刷サンプルのカラフルな柄
カラフルなラッピングペーパーをイメージしたA4サイズのサンプルです。
6種の素材にそれぞれ2パターンの柄を印刷したサンプルが入っています。
●グラシン紙 厚口30.5g/m2
●tカラペ ホワイト 18.7g/m2
●新YPラップ 21.0g/m2
●LHW耐油紙 35.0g/m2
●薄葉紙 菊 14.0g/m2
●純白ロール 30.0g/m2
【薄紙最大サイズサンプル】
薄紙最大サイズサンプル
6種類の用紙で仕上げ可能な最大サイズのサンプルです。
実際に包んでみて、紙質と合わせて用途に適当なサイズを確認することができます。
●グラシン紙 厚口30.5g/m2……736×480mm
●tカラペ ホワイト 18.7g/m2……913×608mm
●新YPラップ 21.0g/m2……913×608mm
●薄葉紙 菊 14.0g/m2……913×608mm
●純白ロール 30.0g/m2……913×608mm
●LHW耐油紙 35.0g/m2……913×608mm
※サイズサンプルは印刷されていない白紙(無地)です。
※サイズサンプルは畳んだ状態でお送りするため、折り目やシワがあります。
【グラスパックサンプル】
グラスパックサンプル
グラスパックに印刷物を入れた様子
グラシン紙で作成した中身が見える半透明の紙製平袋「グラスパック」の5サイズのサンプルが入っています。薄紙印刷は包装紙などの包材として使われることが多いため、吉田印刷所で製造している薄紙で作った紙包材の「グラスパック」のサンプルを同梱しています。
接着はヒートシール加工ではなく、糊を使った環境に配慮した製袋加工です。
脱プラ推進の意識が高まる社会情勢の中、OPP袋の代替として注目されている製品です。
※グラスパックサンプルは印刷されていない白紙(無地)です。
【案内パンフレット】
案内パンフレット
薄紙印刷で対応している紙のスペック表や採用事例集、グラスパックの資料をセットにしています。
【特典クーポン】
薄紙を1枚1,100円(税込)で印刷するサービス「1100円プリント」で使える500円割引クーポンを発送後のメールにてお送りします。「1100円プリント」は業務用オンデマンド印刷機による印刷で、オフセット印刷機で大量印刷する前の試作などで使えます。
■株式会社吉田印刷所について
2021年に創業100年を迎えた株式会社吉田印刷所は、2012年より枚葉印刷機による薄紙印刷の技術開発をすすめてきました。薄紙印刷の技術を活かし、2014年には「そ・か・な」としてペーパーアイテムの製造・販売を開始しました。また、2022年にはグラシン紙を使用した包材「グラスパック」を製造・開発し、オンラインショップにて販売しています。
■会社概要
会社名 : 株式会社吉田印刷所
本社所在地: 〒959-1835 新潟県五泉市今泉947-1
代表者 : 代表取締役社長 吉田 泰造
設立 : 1957年(昭和32年)10月
事業内容 : ビジネス向け印刷サービス・薬袋製造販売・
ペーパーアイテム製造販売
※リリースに記載された内容は発表日現在のものです。その後、予告なしに変更されることがあります。
■お問い合わせ先
株式会社吉田印刷所 スーパーライトプリント(薄紙印刷)係
電話 : 0250-43-6144(平日9:00~17:00)
鎹八咫烏 記
石川県 いしかわ観光特使
伊勢「斎宮」明和町観光大使
協力(敬称略)
紅山子(こうざんし)
※画像並びに図表等は著作権の問題から、ダウンロード等は必ず許可を必要と致します。
アーカイブ リンク記事をご覧ください。
ユネスコ無形文化遺産
~神の国から石州半紙~ 「和紙の呼吸が聞こえるか」
日本伝統的工芸品「石州半紙」
ユネスコ無形文化遺産「石州半紙」
ユネスコ総会で採択された「無形文化遺産保護条約」の第2条において、「ユネスコ無形文化遺産とは、慣習、描写、表現、知識及び技術並びにそれらに関連する器具、物品、加工品及び文化的空間であって、社会、集団及び場合によっては個人が自己の文化遺産の一部として認めるものをいう」と定義されています。
同条約においては、無形文化遺産の重要性についての意識を向上させるために、ユネスコ内に設置された無形文化遺産保護に関する政府間委員会によって、人類の無形文化遺産の代表的な一覧表を作成することとされている(第16条)とされ、一般には、この一覧表に掲載される無形文化遺産を、世界無形遺産や世界無形文化遺産といった俗称で呼ぶこともあります。
そのユネスコ無形文化遺産の保護に関する条約に基づく「人類の無形文化遺産の代表的な一覧表」76件の一つとして、2009年に「石州半紙」は記載されました。
また、2014年に「石州半紙」は「和紙:日本の手漉和紙技術」として再記載されました。
重要無形文化財
長い歴史を有し、それぞれの地域の風土、生活の中で育まれてきた伝統的工芸品は我が国固有の財産です。用と美を兼ね備えた生活用品として愛用され、手づりのぬくもりが感じられる伝統的工芸品は、近年のゆとりと豊かさ思考が高まる中で潤いを与えてくれる貴重な存在といえます。
日本伝統的工芸品
伝統的工芸品とは
一般的な「工芸品」とは異なり伝統的工芸品産業の振興に関する法律に基づき経済産業大臣が指定した工芸品を「伝統的工芸品」と言います。指定されるためには以下の条件を備えていることが必要とされます。
1.主として日常生活の中で使われているものであること。
2.主要部分が手作りであること。
3.伝統的な技術又は技法が守られていること。
4.伝統的に使用されてきた天然の原材料が用いられていること。
5.産地が形成されていること。
歴史とあゆみ
手すき紙(靱皮繊維の紙)は元興元年(105年)に中国の蔡倫が改良し確立されました。日本へは推古18年(610年)に曇徴により伝来されました。石州和紙(石州半紙)は島根県の西部(石見地方)の地域で漉かれています。
和紙 手漉きの様子
寛政10年(1798年)に発刊された国東治兵衛著書の「紙漉重宝記」によると「慶雲・和銅(704年〜715年)のころ柿本人麻呂が石見の国の守護で民に紙漉きを教えた」と記されており、約1300年もの間、石見(石州)地方では、手すき和紙が漉き続けられ守られてまいりました。
石州和紙(石州半紙)は原料に楮・三椏・雁皮の植物の靱皮繊維を使用し、補助材料としてネリに「トロロアオイ」の根の粘液を使い、竹簀や萱簀を桁にはさんで「流し漉き」により、つくられます。 生産の最も多い石州半紙(楮紙)は地元で栽培された良質の楮を使用して漉かれ、微細で強靭で光沢のある和紙であります。かっては大阪商人が石州半紙を帳簿に用い、火災のときいち早く井戸に投げ込んで保存を図ったものです。
このように先人たちから引き継がれた技術・技法を守ることにより石州半紙技術者会(指定時、会長久保田保一・会員10名)が製造しています「石州半紙」が昭和44年(1969年)国の重要無形文化財に指定を受けました。 また、重要無形文化財の「石州半紙」を代表とする石州和紙の技術・技法は、三隅町を中心に住む職人の手で一貫して保持されており、今後の総合的振興を図るために石州和紙協同組合を設立し、平成元年(1989年)に経済産業大臣指定の「伝統的工芸品」にこの「石州和紙」が指定を受けました。
平成21年(2009年)、ユネスコ無形文化遺産の保護に関する条約に基づく「人類の無形文化遺産の代表的な一覧表」に「石州半紙」が記載されました。 平成26年(2014年)、ユネスコ無形文化遺産の保護に関する条約に基づく「人類の無形文化遺産の代表的な一覧表」に、「和紙:日本の手漉和紙技術」として『石州半紙』『本美濃紙』『細川紙』が記載されました。
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